2017年秋-2018年冬ーその1
我が家の白梅に沢山の蕾が着いた!2017年12月中旬、北風の吹く中、剪定をする度に嬉しさが込み上げて来た。『数えるのはやめよう。魔法が消えてしまうかも知れない』…そんな気持ちであった。日陰に耐え、EMの希釈液と発酵させた生ごみを与えられただけの梅の木が堅くて小さな花蕾を着けて呉れた。葉芽と区別がようやく付く程度だ。
正月を過ぎると一輪、二輪ではあるが小さな花が咲き始めた。しかし、その後一か月はちらり、ほらりと咲くだけであった。
寒に入ると寒さは例年を下回り、庭の生き残った野菜達に慌ててマルチや二重トンネルをかけ始めた。何年振りであろうか?この暖かい海辺の町でも最低気温はマイナスを何日も記録した。今までは暖冬と言われ、殆どトンネルは畳まれたままであったのだ。

梅の花が沢山開いたのは、旧暦の新年も過ぎ、2月中旬になってからであった。最低気温もマイナスになる事が少なくなり、プランタにもクロッカスの芽が出た。寒さがきつかったせいか、蕗の薹も顔を出すのが例年より早かった。寒さ、暑さ、降雨、降雪…程よければ植物の友となり、過ぎればストレスとなる。人間社会みたいなもんだ(笑)。この年は秋まで2週間前倒しで生長が進んだ。
我が家の庭は住宅地の一番北側にある一軒で隣家も迫っているため、明るい日陰の庭で、朝から昼過ぎまでの時間が太陽の光の恩恵を得られる。作物や果樹によっては日照不足気味になる。
梅の木があるのは西向き玄関の前に、園芸種の鹿児島紅と東京のアパートの敷地内にあった梅の実生苗を小さい内に運んだ白梅の二本がある。此方は午後2時を回らないと太陽の光が回って来ないので、今までは花着きも悪く、実はなっても10個を超す事は無かったし、生理落果で落ちてしまう事も多かった。花はどちらの木にも着くが、実は白梅にしかならない。園芸種では実が着いても一月も経つと自然に落果する。
私がEMと出会ったのは引っ越し直前の事であった。私が引っ越す事を知って”Cafeゆき”の常連の一人が、ご自分の為に買った古本を私に譲ってくれた。EMの生ごみやボカシで野菜を育てて宅配で売っている、元ミュージシャンのプロ農家さんが十数種類の野菜の育て方を書いていらした。そうか!生ごみが利用出来るなら、町のゴミに出さずに有効利用出来るなぁ…、と思ったのがEMを使う切っ掛けであった。
EMのHPに在る記事を読み、日陰の庭で日照不足で育つ植物には特に光合成細菌が有効である事も覚えた。嘗て月間現代農業に光合成細菌で成果を上げている農家さんが特集されていた。しかし、培養する時に出る所謂ドブ臭さは強烈で廊下で陽に当てていても玄関まで臭って来る、と書かれていたのだ。
しかし、庭を変えるため、恐る恐るEM1原液とEM3(光合成細菌)を玄米を浸して洗った水で培養して見た。水遣りの度に500倍とか100倍に薄めて施していた。リトマス試験紙でphもチェックし、3.5以下になっている事を確認した。これを水遣りの度に500倍、1000倍と薄めて与えた。
EMに対する私の情熱はいつも一定ではなく波がある。エコピュアなどで比嘉先生の記事を読むと燃え上がり、暫くすると冷めるの繰り返しでここまでやってきた。
その2へ続く

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タグ: 垂直仕立て栽培