2017年秋-2018年冬ーその2
さて、話を2017年10月初めに戻そう。本葉が一枚、二枚と出始めた大根は庭に綺麗な黄緑色の列を作っていた。レタスも少しずつ苗らしくなって来ていた。小松菜やホウレンソウも芽を出したばかり。其処を台風21号ラン(正式名称はLan:10月16日発生、23日消滅:最低気圧915hp、最大風速50m/s)はその名の通り日本列島を駆け抜け、千葉県は台風の進路右半分に入った。東と南西から潮水を巻き上げて陸地に運んだ暴風に苗たちはあっという間に溶けて枯れた。潮風に強いと言われた葱の苗さえ、皆やられた。町中の家庭菜園もプロ農家さんも同じだった。
朝六時前、明るくなりかけた頃に雨が止んだが、暴風は未だ吹いていた。
台風が通り過ぎた庭で、初めて感じた飢饉の予感…今の社会では飢饉は先ず起こらないが、これが100年ほど前であったなら、確実に人の社会も飢饉になっていただろう。そんなことを真剣に考えさせられた。しかし、私はパソ塾で一人の男性が雨が止んだ後の暴風の最中、水道の水をジャー、ジャーと植物に掛け、塩害から守った、という話を聞いた。『何回も経験して来たからね』という言葉に”塩害も乗り越えられる”という明るい可能性が見えた。
しかし、現実に対処出来なかった私の庭の野菜の苗は生長が遅々として進まなかった。何時まで経っても小さいまま…。春先、直売所にもそんな葉物が並んでいた。年末から春先まで野菜の高騰は続き、この町では猪、アライグマ等の食害が続いた。
何となく庭の植物達の変化に気付いたのは2018年の梅の開花が切っ掛けであった。2年半、撒き続けたEMの活性液が効いたのであろう。しかし、思い起こしてみると、2017年の台風21号ランが通り過ぎた後、寒さが徐々に強まる中、溶けた大根の一部が復活し始め、レタスも遅れてはいたが徐々に大きくなり、小松菜、ホウレンソウ、タアサイは最後まで小さいままであったが、3月迄食卓を賑わせてくれた。この冬、植物の強さを感じさせる何かが庭にはあった。
キウイも夏みかんもレモンも沢山の花を着けた。キウイは沢山なったが、枝先剪定をしなかったり、落果したりで幾つも残っていない。風の当らない処に結実させたいなぁ。夏みかんは幾つかなっているが、檸檬は100を超す花が着いたが、結実には至らなかった。これを来年は結実につなげたい。
4月になり、エコピュアの比嘉先生の記事で、活性液原液5㍑を月一回樹木に施すと果実の糖度が上がり、野菜の場合は1000倍液を施す、という旨の記事が出ていた。更に、微生物が効率よく働くと、台風等の強大な自然エネルギーをも植物に取り込む事が出来る、と夢の様な話が出ていた。
既に柿の花も上がって来ていたが、思い切って果樹に5㍑ずつ与えてみた。既に花芽は上がっていたから、今年の花に影響があるとは思わなかったが、無精者の私でも月一ならばなんとかなるか、と実践している。どうか、2019年も同じ様に花が咲き、実を結びます様に。
2018年秋に備忘録として記す

-
タグ: 垂直仕立て栽培