P3C対潜哨戒機
P3Cとは自衛隊が保有する対潜哨戒機です。下総(しもふさ)航空隊基地から飛び立ち、関東の南、つまり房総半島の沖を通過する外国の潜水艦や艦隊を監視する役目を担っています。年に一度、一般の人もP3Cにのせて頂けるチャンスがあるみたいです。好いなぁ…。
このP3Cが我が町の上空を日に何回も飛んで来ます。朝から飛んで行き、日が落ちて大分経ってから戻って来る時は旅客機とは違う音が我が家の上空に響いて来ます。
今はP3Cのファンですが、嘗て平和ボケしていた私は、この町に定住するまで、自衛隊の対潜哨戒機とは知りませんでしたから、「きっと、お尻の処についている出っ張りはレーダーかな?アレで上空から魚群でも見つけるのかなぁ、県の漁協が所有する飛行機なのかな、漁協はお金持ちなのかな?」等と言うちびまる子ちゃんみたいな考えを持っていました。
対潜哨戒機であるのに気付いたのは偶々自衛隊の艦船の事を調べている時でした。この町に定住する様になり、観察してみると良く飛んで来ます。そして数時間後に基地へと帰って行くP3Cをみると、何事も無かったんだな、良かった~、と安堵します。
引っ越して来た時はそんな平和ボケの頭でしたが、2015年年末の事でした。いつもよりP3Cが良く飛ぶなぁ、と思っていました。その数日後、朝の虎8で有本香氏が中国海軍の艦隊が日本一周航海をし、房総半島沖で不審な行動を繰り返していた、と言う事を話して居られるのを聞き、ドキッとしました。勿論、メディアではこういう事は報道しないのですよね。
その時以来、従来よりもP3Cが飛ぶ方向も回数も確実に増えました。
その日の上空の風等の具合で、高く飛ぶ時もありますし、驚く程、P3Cが大きく見える程に低空で飛んで来る時もあります。今では、家の中に居ても音で「あっ!P3Cが来た!」と表へあたふたと飛び出す事もあります。P3Cを見ると何故か嬉しくなります。
飛行機が単なる飛行機では無く、自衛隊の方々が乗って地道な任務にあたって下さっている飛行機だ、と思うと金属の塊には見えません。航空ショーで見る派手な戦闘機やUS2の様に話題になる事もありませんし、新しい国産の対潜哨戒機P1の様にスマートなジェットでもありませんが、毎日着実に、愛嬌のある姿で任務をこなしています。
勿論、P3Cからはこちらを見る事等無いでしょうが、高くても低くても思い切り両手を振ります。旅客機に手を振る事はありません。いつもこうやって日本の安全を守って下さっているんだなぁ、と有難く思います。

-
タグ: 垂直仕立て栽培