2019年世界の真実―その5
この本の良い処は、公表されている資料を基に馬渕氏の解釈があり、そして、その本を読む事により、自分の中にある小さな欠片がジグゾーパズルの様に少しずつある形を成して行くことです。ですから、此処に書いてある事は私の想像・妄想の産物です。
さて、この本にも北方領土返還に関して出て来ます。先ごろ、詳細は明らかにされていませんが、2島返還を基礎に話を進める旨の報道がありました。この本にも選択肢の一つとして4島返還も出ていますが、プーチンは必ずこの返還を経済強力を不可分の条件として進める、と予想しています。
ロシアは隣国の一つですが、現代の我々は意外に知らないですよね。西欧と違い垢抜けず、土臭い感じがロシアの民芸を見ても感じますから、憧れる人は少なかったかも知れませんね。私もそうでした。ピロシキ食べて、キノコの形したポットパイ(シチューが中に入っていてパイで蓋をしてあるアレです)とジャムの入った紅茶を飲んでいましたが、文化的には殆ど憧れは無かった。
後に入江麻木さんの本で白系ロシア貴族のスイーツや貴族の持ち物には憧れましたが、一般庶民ではないし、帝政ロシアですもんね。でも、日本人はロシア文学やバレーとか結構好きですよね。あれはどうやら欧米の個人主義に対し、民族的にロシアは集合意識…ここは日本と同じだなぁ。だから、惹かれる部分が多いのかも知れません。
著者によると同じ集合意識でもロシア人のそれは少々荒っぽい。ですが、美を求めていく意識も強いので、その部分が欠落した中国人とは根本的に合わない…水と油だそうです。
馬渕睦夫さん、この本の著者が講演の中で質疑応答で話して居られたのですが、私達はどうしてもソ連=ロシアと思ってしまいますが、ロシアもまたソ連の犠牲者であった、という事です。
ソ連が崩壊した時、民営化が図られたのですが、これによりロシア国内は大混乱に陥ったそうです。この民営化を指導したのが、米国の経済学者だ、というのですから、私達の頭も混乱しますよね。(笑)
7つの新興財閥の内、6つがソ連時代に残っていた商才があるユダヤ系の人達が築いたものであった。この人達が政商となってエリツィンを背後から支えていた。其処に現れたのがプーチンでその人達に政治に口を出すな、と彼等の横暴を抑えにかかったそうです。
2003年、ホドルコフスキーと言う民間石油王(2017年現在では英国で亡命生活をしている)が自社株をエプソン、モビールなどのメジャーに売り始めた。そこでプーチンがホドルコフスキーを逮捕してシベリアに送り、此処から実質的な米ソ冷戦が始まった。
以降、プーチンの暗いイメージが作られ(勿論、ネオコンによってでしょうね。)、今日まで続いている。
脱線しちゃったから、話を元に戻すと米国のネオコンに操られたエリツィンが外資を引き入れた事に対し、プーチンも外国の資本を引き入れる事は同じですが、引き入れる先は我が日本。これに対しても賛否両論、あるでしょうが、暫くは様子見ですね。
確かに”ポツダムを日本がのむ前に攻め入った国”ですが、それをもう少し遠目で見ると蚊帳の向うにはチャーチルとF.ルーズベルトの姿がかなりくっきり見えます。ヤルタ協定では樺太の南半分と千島列島はロシアへ、と約束がなされていました。
アメリカと一括りでは言えないかもしれませんが、ユダヤ勢力に操られていたルーズベルト、そしてその方向へ持って行こうとさせた英国のチャーチル、肩を持つわけではありませんが、少し愚鈍に乗せられたスターリンの姿がみえませんか?外国は強かですよね。これが外交なんですね。
但し、ソ連とロシアと言う国家は別ものとみて上げなければいけないのではないか、と馬渕さんは語っておられました。勿論、一般ロシア人にまでプーチンの考え方が浸透しているかは別問題です、とも仰っておられました。
さて、報道しない自由で私の様な情弱者が知らない”ウクライナ危機”について勉強して見ましょう。一体、何がおこったのか?
先ず、ウクライナと言う国はソ連時代にはソ連の武器等を作っていた。ロシアに岩塩を輸出している国でもある。ソ連崩壊後はロシアが欧州諸国に売る天然ガスのパイプラインを通し、その権益が入っていた。2005年ロシアがガス料金の値上げを行った。これはウクライナにおけるオレンジ革命により、新政権が親欧米を打ち出した事に対する政治的意味合いがあるらしい。(ウイキペディア調べ…誰が書いたかによってアングルが変わるので”らしい”としか書けません。)
2014年にはガス代金を未払いにしていたウクライナに対し、親ロシア政権が負けた事もあって、パイプラインの料金をこれ以上未払であれば、ガスを止める、という警告を出した。(私の記憶ではこの時実際に止めて末端のフランスなどが大変困った、という経緯がありましたよね。)
天然資源と言うのは素晴らしいものであると同時に、いつの時代にも紛争・戦争の種でもあるんですね。中東も、第二次世界大戦で日本が追い込まれたのも石油でした。
未だ、私の頭の中でリンクされていない事。数あるガス紛争とウクライナに干渉した事による対ロシア制裁でネオコンが出て来ましたが、恐らくはガス紛争、或いはプーチンがユダヤ系財閥を追放した事などの火種がネオコンの復讐もあるのかな、と思います。未だ、詳しくないので、あくまでも想像の域でしかないのですが。
ロシアと言う国、周辺諸国などについての知識がないと、理解が難しいですね。苦労しています(笑)。只、単にウクライナにロシアが攻め入ったから世界的に制裁しているだけでは無さそうです。

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