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生ごみはお宝!!!

昨年、知人から電話がありました。『私、凄い方法で野菜を育てているのっ!生ごみの入った袋をミニトマトに置いておいただけで500個以上(すみません、数は忘れましたが、凄い数でした。)穫れた!他の野菜も同じ!(茄子だったかな…)』自分でベラベラまくし立てておいて、『娘が帰って来たから、じゃぁね!ガチャン!!』え~っ!?それはないでしょう?ま、その事は横に置いておいて、生ごみから採る液肥が本日の主役なんです。
確かに生ごみの液は凄い効果があるんです。EMでも生ごみ液を活用しているし、私が動画で拝見している福田さん*は生ごみ液肥と植物活性液だけで凄い数の秀品野菜を作っていらっしゃいます。でも、知人の話を聞いた時、私には実体験が無かったんですね。そう言う話は沢山知っている位しか答えられませんでしたが、そうなったら好いなぁ、と言う強い憧れは持っていました。それを限界突破とEMの中では呼んで、プロ農家さんも目指しています。
(*福田さんはプロのブルーベリー研究家ですが、専業農家さんではありません。)
菌の密度が一定以上になると、つまり具体的には間隔を開けずにいつも圃場の土の中に有効な菌が存在する様にすると野菜の質、量ともに目覚ましい変化を遂げるという例は物凄い数、あるんですよ。一定の湿度、温度、養分が保ち続けられる環境です。
そんな風になってみたい、と思いませんか?私は強く、強く憧れてしまいます。そして先日、生ごみに関して小さな体験ですが、私にとっては凄い体験をしました。
EMでは米糠ボカシI型(*2)と言うのを生ごみに入れて水分をとり、余分な腐敗菌が増える前に有効な発酵菌を生ごみバケツの中で培養して優勢にすると、臭いがせずに生ごみが発酵して行きます。
私も真似してやっていましたが、いつしか自己流になり、バケツを洗う度に『臭いなぁ!』。紫外線に当てても臭いは消えません。何処か自分のやり方に狂いが出ているんだ…と思っていた時に読んだ記事の中でEMの創始者である比嘉教授が、ボカシを入れて居れば臭い臭いはしないし、万が一、そんな臭いがしたら塩をパラパラとするだけで臭いは消える、と書いていらしたのです。
(*2: 米糠と籾殻に有効菌群を加えて発酵させたもの)
あっ、ボカシを最近入れていない!昔は自分で作って入れていたっけ。でも、その時でもボカシが発酵剤だという感覚は希薄だったかも。マニュアル通りだったけど、マニュアルからいつの間にか外れてしまった…。
勿論、記事に書いてあった事は、即実行しました。本当です、凄いですね。これなら生ごみ液肥を庭に撒くのにも生ごみ堆肥を他人に勧めるにも抵抗がありません。細かい事は分かりませんが、EMではこの生ごみ液肥の中に有効菌群である活性液を加えますから臭いません。
さて、ここで知人の話に戻りますが、レジ袋に生ごみを入れて、それをまとめて大きなビニール袋に入れて置いたらしいのです。当然中はビショビショになりますよね。レジ袋にも穴が空いて其処から液が漏れ出たものをミニトマトの近くにおいたら、ミニトマトが甘くなり、数も物凄く、且つ超簡単で他人に自慢したくなるほどの出来だった、という事でした。でも、意地悪な見方をすれば、きっと臭い生ごみ液肥だったろうなぁ、と想像します。凄く親しい方ではないので、私の方から連絡をする事はないのですが。
しかし、この話と臭いの話とが私の頭の中で被り、そして福田さんが生ごみ液肥を薄めて野菜達にザーザーと掛けている動画の記憶がグルグル回り、一つの結論が出て来ました。私のやり方で足らないのは菌密度だ!!見ているとEMでも福田さんでも最低週一回は希釈液を野菜の畝に施しています。
凄いのは、福田さんの遠い菜園では野菜を収穫した跡に畝立てを新たにしなければならない時以外は米糠ボカシ(この場合は更に肥料の要素を強めたもの)も土に施していないにも関わらず、素晴らしく、また安定した収穫がある、という事です。畝が不耕起無施肥で微生物が多数存在しているのでは、と想像していらっしゃいます。野菜を育てるのに肥料は必ずしも要らない、という事実は理想的です。
嘗て、私は良いと言われる農法には首を突っ込む癖がありまして、炭素循環農法と言う農法にも夢中になりました。肥料も要らない、お金が掛からない…キノコの持つ菌を利用する農法でした。これぞ、老後にぴったりだったのです。お金はかからないし…ですが、私には今一つ実践する上で手ごたえがなかったし、私の知識も今より遥かに不足していました。
勿論、どの農法も直ぐに良い結果が出るか、と言うとやはり最低2年は掛かる。これは圃場の微生物が変わっていく上で必要な時間らしいのです。人間でもサプリメント効果は3か月見なくてはいけない、と言いますよね。それは肝臓の細胞が全て入れ替わるのには3か月かかると言う意味だった、と思います。それと同じ様なものかな。
私は、生ごみをゴミとして出した事はこの町に来てから一度もありません。それでも、自分なりに試行錯誤…と言うか気付かずに間違ったやり方をしたり、大雑把な性格が災いして失敗してしまった事は多数あります。浅い処に埋めた為に便所虻とか言う虫を発生させて慌ててEM活性液原液を掛けて処分しました。
でも、最近は生ごみに非常に興味を持っています。一寸した工夫で臭いもなく、肥料として部分的に使え、絞った滓は最終的に土に埋め戻す事で循環出来る、と今は真剣に考えています。
義務感ではなく、生ごみに関心を強く持つことで、更に一歩進めて惚れ込む事でと言った方が適切かも知れませんが、秘密の扉の前にでた様な気持ちになるんです。興味があっても、生ごみの扱い難い点だけに集中するとメリットが見えなくなります。私もそうでした。

食事の準備をすれば必ず生ごみが出ます。これを出来るだけ細かく刻みます。漠然と小さくすれば好いというのでは情熱が足りません(笑)。
植物体は特にある程度の大きさがあると中々細胞が死にません。つまり微生物が分解して呉れません。そこで、私は最近、面倒くさくても微生物のご飯だと思って小さく、細かく切る様にしています。
それに不器用な私にとって細く、細かく切る事は練習にもなります。料理の練習でもあり、手先を動かす練習でもあります。

 
 
例えば、夏蜜柑の皮ならこんな感じです。オレンジピールを作るつもりで楽しんで切っています。野菜類は千切りの練習です。
→ だってキチンとした人から見れば、何と大雑把!と言われる事確実です(笑)。
生ごみには魚のアラや食べ残した骨なども入ります。肉の食べ残しは余りないかも知れませんが、魚や肉の煮汁は微生物が大好きです。でも、それじゃ、バケツの中の水分が多くなって腐敗しやすくなるのじゃない?お子さんが居れば食べ残しの残飯なんて言う事にもあるかもしれませんね。
物の性質が変わるには腐敗と発酵がありますよね。腐敗をさせると私達動物にとっては危険な事が多いですし、臭いし、良い事はありません。そこで発酵の方を利用します。私も菌生活においては本当にビギナーなんですが、上記の水分をとるために私は米糠を使っています。米糠に一握りの籾殻を淹れ、生ゴミから採った液肥とか、蓬の抽出液を入れて多少発酵させたものを結構たっぷり目に生ごみにパラパラと加えます。これを米糠ボカシと読んで居ます。米糠からは麹菌、籾殻からは納豆菌が入ります。
私はあらう食器に直接米糠を乗せ、油分を吸い取らせたり、水分を吸い取らせたりします。流しの下に流れていく部分のぬるぬるした汚れも米糠をたっぷり振り、手袋をはめた手で取り、植木に与えて、最後に柄杓で水を流して綺麗にしています。
仮に臭い、鼻を突くような臭いが出た場合は、上にある様に塩を表面にパラパラと、糠味噌を寝かせる時の要領である程度蒔きます。これだけで臭いは嘘みたいに消えてしまうんです。不思議ですよねぇ。

← リアルな生ごみ写真です。側面についているのはコーヒー滓と紅茶の茶葉ですので、汚いものではありません。此処に刻んだ生ごみをいれ、発酵させた米糠ボカシを加えます。こんな感じです。↓
 

 
 
 
ゴミがバケツに溜まり始めたら、毎日一回、中に溜まった液を抜きます。これが先ほど上で知人が言っていた奇跡を起こす液肥である事に注目をして下さいね。私は毎日複数のバケツから、酪農農家さんが搾乳する様にコックを捻って浸出液をいそいそととっています(笑)。 
最終的にバケツが一杯になっても、毎日浸出液を抜いて絞り切って液が出なくなったら、臭いがする場合には塩をパラパラと天塩程度に振り、レジ袋を置いて嫌気性発酵を二週間させると、表面には白カビやら色々出ています。白カビが成功の合図です。
これはコックが下に付いているEMバケツを使うとやり易いですし、2000円も出せば変えます。自治体によっては助成金が出るらしいですよ。
私は生ごみへのアプローチとしてEMから入りましたが、福田さんは本質が有効菌群である事を見抜いて実践していらっしゃいます。私もEMに依存してしまうのは止めよう、と考えています。その為に実践して、自分の体験として自信をもって言える様になれたら良いなぁ。
浸出液を500倍とかに薄めて畝に野菜に掛けて上げるのですが、私は冒頭の知人の話が頭から離れず(笑)、生ごみ液がたっぷりある時はこっそりと庭木に(木は野菜や草花より丈夫なので)掛けています。これまで玄関前の梅、ハナカイドウ、躑躅に施しました。3ヵ月位様子を見てみようと思います。

投稿者

rwu6117@gmail.com

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