4月のトラ子 お題は『ブラッシング、だ~い好き!』

僕たち長毛の猫は、毛の抜け替わる時期は一苦労なんだ。だから、飼猫たちは主たちから「廊下が毛だらけだわ~」とかよく言われるらしい。
今日は主の気が向いたらしく、丁度タイミングの良い時にブラシを持ち出して来た。ラッキー!♪
僕も主から言われるよ。階段を拭くと猫の毛と砂埃だって。でも、偶にしか掃除しない方がいけないよね。家の主は余り家事は得意で無いらしい。
この青いブラシはアメリカで買ったもので1ドルXXセントみたいな事が書いてある20年位前の物で、当時のチワワ犬の物だったらしい。想いでの品らしいよ。
さて、ブラッシングの時は甘えるに限る。鼻チューをして上げて、可愛い仔だと思えばブラッシングもおのずと丁寧になるってぇもんだ。人間の髪を切る美容師さんが『ほかにお痒い所はございませんか?』などと聞くらしいがその位の丁寧さが欲しいねぇ。
でも、ブラッシングはたまらなく気持ちが好いもんだ。これは短毛の猫君や中途半端に長い福みたいな奴には分からない悩みであり、仔猫の時に母さん猫に舐めて貰った気持ち良さが蘇って来る喜びなんだ。だから、ブラシを持っている手に顔をつい擦り付けてしまいたくなる。

猫は毛皮の手入れが上手な動物だと思われているけれど、個体差も大きいんだよ。福なんかは白い部分があるせいか、いつも丁寧に毛を舐めている。僕は正直、そんなにお手入れは良くないな。主と共通だ。
僕の毛は和毛(ニコゲ)が抜け変わると茶色になって浮いて来るんだ。この時が暑いし、むず痒いし、カラダが今一つスムーズに動かない。丁度今日がそんな時だった。だから、滅茶滅茶感謝したよ。
猫の舌も後ろ足も届かない処が体にはあるんだ。それはタテガミと肩甲骨の辺りだ。だから、その辺をブラッシングで梳いて貰うとたまらなく気持ちが良い。タテガミは夏毛になると少なくなるから、今はムダ毛がごっそり抜けるんだよ。
大量の抜け毛が出ると、最初は戸惑うね。だって自分の匂いのする毛玉が出来るんだから、決して他猫事とは思えない気分になるんだ。毛のボールが愛おしくて、自分の分身みたいな気持ちになるよ。また毛皮に戻したいみたいな気持ち。

窓から外を眺めながら、ゴロゴロと喉を鳴らし、『気持ち、良いですよ~』と主に分かる様に意思表示をしていると、もうっ!身体が自然にとろけっちゃうんだよ~。
あんまり気持ちが良いからブラシが離れていくのが嫌で追いかけてしまうんだ。
我が家にはね、もっと大きいアメリカ製の金属製のブラシがあるんだけど、それはムダ毛が面白い位ごっそりと抜けるんだ。
だから、やり過ぎてはいけないらしいんだけど、それを掛けて貰った後は気持ちが良くて身体が軽くなるんだよ。動きも身軽になる。

これは長毛の猫じゃないと分からない気持ちだろうな。僕がブラッシングして貰っていると福は焼きもち焼きだから、『僕も~、僕も~!』と騒ぐけれど、ブラッシングをして欲しいというよりは福は主に触って欲しいんだよ。
僕の場合はブラッシングが必要不可欠だね。人間は猫のカラダは液体で出来ている、なんて勝手な事を言うけれど、気持ちが良いと確かに自分では制御できない程に身体がリラックスしてしまうんだ。

さて、身づくろいが出来た処で一回り縄張りを回って来るか!僕は喧嘩はしないけれど、自分のテリトリーはきちんと見回っているよ。
オイオイ!こんなところ上から撮るなよ~。キウイの枝はしなるから結構バランスのとり方が難しいんだ。でも、物干しから出入りするのは一階の猫用出入り口から出るよりも楽しいんだよ。じゃ、またな。



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