4月の福 お題は木登りは苦手!

僕たちの昼寝にはお隣の物置は欠かせない存在だ。以前は一階にある猫用の出入り口から出入りをしていたが、気付いたら、僕と未だ子供のタイガーだけが木登りが出来ない、と猫仲間で評判になってしまった。
確かに他の猫達は物干しから、或いは逆に物置から物干しへと枝を伝って楽しそうに渡って行く。スポーツ感覚なんだ。
一番最初にやり始めたのは隣の黒ちゃんだった。僕にとっては妹なんだけど、技術的に上手いものは上手いと認めざるを得ない。僕と仲の良かった妹のべべも木登り上手な猫だった。
上の写真で僕が何処にいるか分かるかい?

僕の顔の白と白いエプロンが夏蜜柑の樹から少しだけ覗いているよ。
皆はキウイの枝から直接に物干しに登ったり、跳びついて入って行く。
僕は棘だらけの夏みかんの上に掛ったキウイの枝を確りとつかまりながら、物干しの柵に手が届くところまで行く。その間、キウイの枝は撓み、揺れるから、正直怖い。
だから、真剣な顔をして上り下りをするんだけど、それが可笑しいと家の主は陰で笑いをかみ殺しているのを僕は知っているよ。正直、笑われるのはいい気分ではないけれど、必死なんだよ、僕は!だって他に夏蜜柑の樹の上を歩く猫はいないんだから。

だから、辿り着いた時は必死な顔をしているでしょ?でも、そんな顔のまま上がって行ったら、口の悪い主に何を言われるか分からないから、物干しに辿り着いたら、顔をサッと変えていつもの僕の顔に戻るんだ。
僕が必死でキウイの枝にしがみ付いて上り下りが出来る様になった時には、主は褒めてくれたよ。
今でも上ってくると『福!偉いね』と言ってくれる。だから、難易度からすれば、夏蜜柑の樹の方が難しいんだけど、この樹の上で頑張りたいんだ。


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